ER動物救急センター文京 [犬の健康]
昨年末の29日の夕方のこと
お昼寝をしていたジジさんの様子がおかしくなった
眼球が左右に激しく振れ
立つことができない。。。
年末のことでホームドクターは午前のみの開院
電話で連絡しても留守番電話につながるだけ
近所の別の動物病院に診察可能か聞いてみたのだけど
診察はできないとのことで
代わりにER動物救急センター文京の連絡先を教えてもらった
画像はER動物救急センターのHPから
ER文京から受け入れ可能との回答を得て
ジジさんをキャリーバッグに詰め込んで
地下鉄で救急センターに到着したのが18時頃
診察してもらう時には眼球の揺れは治まっていたのだけど
一時間前の様子をお話しして
身体検査をしてもらい
脳血栓や脳腫瘍の可能性は排除できないが
前庭障害である可能性が高いとの診断
検査の結果緊急性はないとのことなので
翌日午前にホームドクターに診察してもらう予定にして
ひとまず帰宅することにした
翌30日、ホームドクターの所で様子を診てもらったが
この日は眼球は流れるようにゆっくり振れる状態で
立ち上がれるが姿勢維持困難な状態
+++++++++++++++++++++++++++++++++
で。。救急センターからは前日の身体検査の結果等が既にFAXで送られていて
その内容は以下のようだった
【主訴】眼振と起立困難
【経過】17:00頃、起床したら水平眼振があり、頭も左右に振れ、立てなくなった。
【身体検査】
体重 6.1kg、体温 38.2℃、心拍数 96/min、呼吸数 24/min
来院時には眼振(-)、起立可能だが左右に倒れこむ
可視粘膜ピンク、眼圧正常、CRT正常、腹部触診痛(-)
威嚇反射(+)、眼瞼反射(+)、直接対光反射(+)、瞳孔左右差(-)
固有位置感覚(2)、視覚性踏み直り反応(2)、跳び直り反応(2)
【インフォームドコンセンサス】
当院での各種検査を提案させていただきましたが、既往歴、投薬歴から年に
2回行っている血液検査での異常値が多いとのことで、ジジちゃんの過去の
検査データの豊富な貴院や東大での検査の実施を希望され、無処置にてご
帰宅されております。身体検査からは来院時点での緊急性はないと判断しま
したが、夜間の急変時には当院へ連絡されるよう勧めました。
貴院の開院している明朝には貴院を受信されるご意向です。
+++++++++++++++++++++++++++++++++
ホームドクターの見立ては
前庭障害にはステロイドが効く場合もあるが
ジジさんの場合ステロイド投与で肝機能をあらわす数値が敏感に反応するので
副作用の無いガンマロンとビタミンB1.6.12を服用させ
なるべく早く東大の動物医療センターで検査するようにとの指示を頂いた
+++ 東大動物医療センター編につづく +++
ブログランキングに参加しています
今日もがんばってるジジさんのお鼻をポチッと